恵庭での暮らしや、北海道での暮らしに関する質問にお答えします。

冬・雪について

冬の寒さが心配です。

恵庭の場合、年間を通じて最も寒い月は1月(平均気温 -5.9度※)で、この時期は東京に比べると10度以上低い気温になりますが、普通に生活をする上では寒さはそれほど気にはならないようです。
その理由は建築当初から寒さを意識し、気密性や断熱性を考慮して造られている住宅環境にあります。

※H28-R2年の平均(気象庁)

雪かきが大変ではないですか?

北海道の雪は比較的軽いので、人が歩く通路を空ける程度であれば、それほど大変ではありません。スコップや「ママさんダンプ」「パパさんダンプ」と呼ばれる除雪用具などを使い、道路からご自宅玄関までの通路の除雪を行います※。
また、除雪機や融雪槽を使う、ロードヒーティングを設置する、民間の事業者に頼むなどの方法もあります。
なお恵庭市では、高齢者世帯などを対象に、市が委託した事業者が道路からご自宅玄関までの除雪を行う福祉除雪サービスも行っております。

※公道(市道)の除雪に関しては市または、市から委託を受けた業者が除雪を行います。

冬の自動車の運転のコツを教えてください。

冬のシーズンは、スタッドレスタイヤを装着し、「スピードを出さない」「ブレーキは早めに・ゆっくりとかける」といった安全操作を心がけて運転します。慣れるまでは不安だという方は、自動車教習所等で行われている雪道講習会に参加する方法もあります。

日常生活について

ブロードバンドの普及はどれくらい進んでいますか?

恵庭市内は光回線が利用できるエリアとなっております。詳しくはインターネット接続会社までお問い合わせください。

買い物に不便はありませんか?

市内の各地域にスーパーや商店街があります。また、農畜産物直売所「かのな」をはじめとする市内各所の直売所では、地元で生産された新鮮な野菜などを手に入れることができます。
このほかにも、JR快速電車を利用して約24分で行くことができる札幌市では大都市でのショッピングを楽しむことができ、恵庭市に隣接する千歳市、北広島市にはアウトレットモールもありますので、普段の買い物で不便を感じることはないと思います。

市内を移動する際に利用できる公共交通機関はありますか?

市内には、JR(千歳線)の快速電車が停車する恵庭駅のほか、普通電車が停車するJR駅が3駅(恵み野駅・島松駅・サッポロビール庭園駅※)あり、JRが市内の移動にも活用されています。
また、恵庭駅・恵み野駅・島松駅と、市内の商業施設や病院、公共施設などをむすぶ市内循環バスが運行されており、市民の足として手軽に利用されています。

※サッポロビール庭園駅は、一部の普通列車は停車せず通過運転となります。

レジャー・余暇について

スキー場は近くにありますか?

恵庭市内には初心者向けのスキー場があります。また、大規模なスキー場があるニセコや札幌、富良野などは、いずれも日帰り圏内です。

ゴルフ場は近くにありますか?

恵庭の周辺は、北海道内でも有数のゴルフ場が多い地域です。その中には、恵庭カントリークラブをはじめとする、プロツアーが行われるゴルフ場も多数あります。

温泉は近くにありますか?

恵庭市近郊に湧出する恵庭温泉を利用できる施設が市内にあるほか、登別温泉や洞爺湖温泉・支笏湖温泉・定山渓温泉などの北海道内でも人気の温泉地が日帰り圏内にあります。

住まい・移住について

恵庭の住宅地価格の相場を教えてください。

JR快速電車が停車する恵庭駅の周辺の例では、駅から約300m離れている宅地が約3.3万円/㎡(約10.7万円/坪※)となっています。

※国土交通省地価公示価格(令和3年)

恵庭市への移住者はどれくらいいますか?

他の都府県・市町村から恵庭市に転入される方は1年間で約3千人います。このうち500人超の方は道外から転入されてきた方です※。

※北海道住民基本台帳人口移動報告による

北海道で家を建てるときの注意点はありますか?

寒冷地ですので、「夏」以上に「冬」の生活を意識する必要があります。
例えば、寒さ対策はもとより結露対策の点からも、住宅の断熱性や気密性、換気設備などが重要です。また、積雪がある事も忘れずに、屋根からの落雪や除雪の労力軽減に配慮したプランニングも必要です。更には、長い時間・長い期間使用する暖房機器についても、暖房能力に加え、省エネ性能に配慮することが欠かせません。
寒冷地ならではの住宅作りの経験が豊富な住宅メーカーも多数ありますので、このような専門家のアドバイスをご利用になることもお勧めです。

恵庭市の支援・制度について

市の受け入れ体制が心配です。

市の担当者(企画振興部まちづくり推進課)が、初めての「えにわ暮らし」「北海道暮らし」の不安・疑問の解決をお手伝いいたします。
お電話(0123-33-3131)又はメールフォームでお気軽にご相談ください。

どんな支援制度があるの?

引越し費用や住宅新築の助成は残念ながら実施しておらず、移住に特化した支援ではありませんが、市で行っている住宅、起業、子育てに関する支援事業の一部をご紹介します。ライフステージに合わせてご活用ください。

住宅に関する支援
  • 木造住宅耐震診断・改修補助(限度額に達しましたら終了です)
    昭和56年5月31日以前に着工された木造住宅について耐震診断や耐震改修工事の費用の一部を助成します。
起業に関する支援
  • 起業支援事業補助金(限度額に達しましたら終了です)
    新たに起業する際の店舗の取得や家賃、店舗改修費について補助金を交付します。
  • 中小企業等振興融資制度
    設立の日から5年未満の企業を対象に、運転資金、設備資金の貸付を行います。
  • 起業支援相談員による個別相談会の開催
    毎月1回、中小企業診断士による個別相談会を実施しています。
子育てに関する支援※もっとたくさんありますが、詳しくはえにわっこなびへ!
  • 妊婦検診費用の助成
    母子健康手帳と併せて受診票を交付し、妊婦健診費用の一部を助成します。
  • ブックスタート・ブックスタートプラス
    9~10ヶ月健診時に絵本2冊、1歳6ヶ月健診時に絵本1冊をプレゼントします。
  • 乳幼児紙おむつ用ごみ袋支給事業
    2歳未満の乳幼児がいる世帯に有料ごみ袋の無償で配布します。
  • 子ども医療費助成
    就学前の子どもの医療費の自己負担額を助成します。就学前のお子さんは初診料580円、歯科診療510円以外はかかりません。小学1年生~3年生のお子さんは1割負担です。(非課税世帯は対象年齢が拡大します) ※令和4年4月より通院に係る子ども医療費助成について小学6年生まで拡大します。
  • 大学奨学金支給制度
    向上心があり、学業成績が優秀であって、経済的な理由により大学への就学が困難な学生に対し、返済不要な「給付型」の奨学金を支給します。

その他

「お試し暮らし」「ショートステイ」などの制度はありますか?

市では、「お試し暮らし」「ショートステイ」のような制度や施設をご用意していません。市内でのご宿泊をご希望される方は、民間の施設をご活用いただければ幸いです。

農業を始めたいのですが、何か支援はありますか?

市独自の就農支援策はございませんが、「北海道農業担い手育成センター」「財団法人 道央農業振興公社」「恵庭市農業委員会」といった機関が、就農促進活動・就農支援資金の貸付・研修教育体制の整備など、新規就農者に対する支援等を実施しております。