畜産業

ホクレンくみあい飼料(株) 恵庭農場

鶏卵生産

ホクレンくみあい飼料(株) 恵庭農場

会社紹介

みんなの食卓を支えるあの「卵」を届けている会社です
みんなの食卓を支えるあの「卵」を届けている会社です
ひよこから成鶏まで一貫管理で卵を生産している会社にお邪魔しました。みなさんも見たことがあるかもしれない「どさんこ卵ど」「樹のめぐみ」といったスーパーに並ぶパック卵製品などの原料となる鶏卵を製造・出荷しています。今回お話を聞かせてくださったのは、入社3年目の佐藤くるみさん。「動物の中でも一番大好きなのは鳥!」と話す佐藤さんに、この会社に入ったきっかけや、お仕事について聞きました!
恵庭生まれ、恵庭育ちの佐藤さんは、当初動物病院の看護師を目指し、高校を卒業後、酪農学園大学に進学。しかし、実際に現場で実習を経験してみて「私には向いていない」と感じたそう。そんな時、たまたま見かけた求人が、ここの会社でした。
「大好きな鳥に関わることができて、さらには自分の地元で働ける…これは私のためにある求人では?と思いました(笑)」と、早速見学に訪れたといいます。
自分のペースで仕事ができるのが魅力
自分のペースで仕事ができるのが魅力
見学に来た当時から佐藤さんを見守る農場長の飯塚さんいわく「今だから言えるけど、綺麗なところばかり見せて働き始めた時にギャップを感じてしまうのも困るので、あえて汚い場所から見せていった」と言いますが、それに対し佐藤さんは「汚いところも、それが普通だと思った」と当時を振り返ります。その肝の据わった姿に、飯塚さんもびっくりしたそう。当初求人を見た時に「これは私のための仕事だと思った」というのは確信となり、3年たった今もなおその気持ちは変わないようです。
現在の佐藤さんのお仕事は、午前中には鶏舎の見回り。餌はしっかり食べているか、元気のない鶏はいないか…と見てまわります。午後からは主にパソコンを使っての事務作業。鶏に関する様々なデータを打ち込みます。他にも、鶏舎の掃除など仕事はさまざま。「自分のタイミング、ペースで仕事を進めることができるのが、やりやすいですね」と話します。
こうした現場では男性が働くイメージがまだまだ強いかもしれませんが、現場にしっかり馴染んでいる佐藤さん。「可愛い鶏のためなら、ほこりまみれになったっていいと思っています」とにんまり。
こうして佐藤さんたちが手がけた卵は、みなさんの食卓へと運ばれていきます。スーパーに並ぶ自分が手がけた卵を見た時の気持ちは?と聞いてみると、満面の笑みで「誇らしいですね!」と力強い一言。今後の目標は尊敬している農場長、飯塚さんの持っているものを全て吸収し、身につけること。「飯塚さんの知識量は本当にすごいんです…」と、尊敬のまなざしで見つめる先にいる飯塚さんとは、親子のような温かい空気が流れていました。

会社情報

事業内容鶏卵生産
所在地恵庭市北島27番1号
電話番号0123-37-2250
設立年1974年
従業員数184名(2021年4月1日現在)
Webサイトhttps://kumiai-siryo.jp/

教えます!ワタシの1日

大好きな鶏と過ごせて毎日ハッピー!鶏舎と事務所で メリハリのある勤務環境

ここ最近早番を経験させてもらえるようになり、今は週4で早番を担当しています!休憩場所でもある事務所では、みんな和気あいあい。さらには大好きな鶏と過ごす毎日は佐藤さんにとって毎日とってもハッピー!鶏と関わる時、事務所でお仕事をする時、そのメリハリもあるのがポイントです。また、最新の鶏舎となり、働く側の負担も減ってきているんです!