教育・学習支援業

学校法人 柏学園

幼稚園・保育園・認定こども園の運営(恵庭市5園・南幌町1園)

学校法人 柏学園

会社紹介

大好きな地元で働く事が、就活の一番の条件でした
大好きな地元で働く事が、就活の一番の条件でした
園庭に、お迎えを待つ子どもたちの元気な声が響いています。ほっとひと息ついた様子で迎えてくれたのは、「保育補助」として働く佐藤優南さんです。恵庭で生まれ育ち、高校卒業後は札幌の専門学校で製菓の知識や技術を学んだそう。それなのになぜ?しかも全くの異業種、免許や資格も必要なのでは…?と不思議に思っていると「どうしても恵庭で就職したかったんです」と佐藤さん。当初は恵庭で製菓に携わる仕事を探していたものの、なかなか見つからなかったのだそう。他の業界も検討し始めた頃、働きながら通信の大学で学び、幼稚園教諭の免許取得を目指す、柏学園の「幼稚園教諭・保育士教諭育成制度」の事を知りました。大好きな地元で働けるという事に加え、もともと大の子ども好きだった事が大きな後押しとなりました。
柏学園では「意欲のある方を支援し、地元に優秀な幼稚園教諭を増やしたい」という考えからこの奨学金制度をスタートしたばかり。佐藤さんはその一期生だそうです。
想像以上に大変!でも感動とやりがいはそれ以上
想像以上に大変!でも感動とやりがいはそれ以上
勉強と仕事の「二足のわらじ」でスタートした社会人生活。保育や幼児教育に関する知識を何も持たずに飛び込んだので「正解」がわからずに悩むことも多かったといいます。中でも「子どもたちが理解できる伝え方」には様々な工夫が必要で、最初の頃は苦戦したそう。
「例えば、ハサミで紙を切るとします。その時、『ハサミを持ちましょう』では子ども達はキョトン。『指を、こうやって、鉄砲みたいな形にして…』というふうに伝えてみたりします」
第二かしわ幼稚園は、ベテランの先生が多いこともあり、先輩先生の話し方や接し方を観察して真似したりアレンジしながら、子どもに「伝える」ためのボキャブラリーを日々研究しているのだそう。こうして、実際の現場で少しずつ経験を増やし、仕事以外の時間は免許取得のための勉強で知識を増やしていく。その生活が2年間続きます。
「想像以上に大変です」と佐藤さん。「でも子どもたちの目覚ましい成長の様子をみていると、『ああ、やっぱりこの仕事っていいな』って思うんです。成長の過程に関わって、実感できるのがやりがいですね」とにっこり。2022年の春、教員免許を取得した後はすぐに担任としてデビューする事が決まっています。どんな先生になりたい?と問いかけると「穏やかで落ち着いたクラスを作りたいと思っています。子どもたちがやりたい事はできるだけ自由にやらせてあげたい。でも、やるときはちゃんとやれる子に育てたいです。善悪の区別はちゃんと教えたいですね」。既にきちんと自分のビジョンを持ち、目標に向かう佐藤さん。「恵庭っ子」たちの幼児教育を通して地元に貢献していくことでしょう。

会社情報

事業内容幼稚園・保育園・認定こども園の運営(恵庭市5園・南幌町1園)
所在地恵庭市中島町5丁目11-12
電話番号0123-32-5578
設立年1972年
従業員数204名
Webサイトhttps://www.e-kashiwa.ed.jp

ココが自慢!当園の福利厚生

幼稚園教諭や保育士を目指す方を支援する免許取得制度があります

柏学園では働きながら免許取得を目指す方に向け、「幼稚園教諭・保育士教諭育成制度」を用意しています。
この制度は柏学園で保育補助として働きながら、大学の通信教育で2年間学び、免許取得を目指すための奨学金制度です。
取得後、保育士として3年間勤務する事で奨学金の返済が不要に。2022年度は佐藤さんのような意欲のある11名がこの制度を利用して勤務する予定です。