恵庭市の浸水想定

掲載日:2019.10.18

こんにちはHです。

昨年度、恵庭市では、9月に台風21号、北海道胆振東部地震で震度5強と災害が続きました。(幸い死者が出るような大きな被害はありませんでしたが)

そして、現在、東日本を中心に現在台風19号による被害が拡大しております。

被災した皆様にはお見舞い申し上げます。

移住を検討する方の災害への関心は強くなっていると思います。

恵庭市で考えられる災害は、今回の台風の様な大雨による浸水被害、地震、樽前山の噴火による降灰、そして雪害がありますが、現在、最も皆さんの関心が高いであろう浸水区域について記載します。

ネガティブな情報なのですが、必要な情報だと思っており、それも理解した上で移住検討してもらえればと思っております。

恵庭市では、昭和56年8月に前線と台風による大雨により河川の氾濫により下流側の農村地域を中心に大きな被害を受けました。

それを契機に、北海道開発局等で、堤防建設、河道の掘削や拡幅、遊水池の整備などの治水事業に努めており、整備事業の計画の前提となる計画規模(概ね1/100~150年確率)における浸水想定は、添付のとおりです。(資料は開発局のHPより)

計画規模(国)

北海道想定分の茂魚川や柏木川はこちらとなります。(資料は北海道のHPより)

計画規模(茂漁川)

計画規模(柏木川)

両方を合わせてみますと、下流の農村部はかなりの浸水となりますが、市街地においては、川の周辺で50cmを超えるところはあるものの、大半は0cmまたは50cm未満が大半となっております。

 

さらに、想定最大規模(概ね1/1000年確率)になると、50cmを超える範囲や50cm未満の範囲が広がります。

想定最大規模(国)

想定最大規模(茂魚川)

想定最大規模(柏木川)

 

 雨が降って次に心配になるのが、土砂災害となるわけですが、恵庭市の土砂災害は下図のとおりです。市街地の外の山側や沢に急傾斜地崩壊危険区域がありますが、市街地には土砂災害の危険個所はないです。(資料は北海道のHPより)

土砂災害警戒区域